熊本県の人吉温泉にある老舗旅館です。
よくJTBや一休でも高評価を得ているので、知る人ぞ知る有名な宿かもしれません。
昔家族で泊まった時にかなり良かったので、久しぶりにまた客室露天風呂目的で泊まってみました。その感想はいかに・・・!?
チェックインとウエルカムドリンク
ロビーにはくまモンが座っていました!
インテリアは和で統一されていると思いきや、バリ島の置物みたいなのがあったりと中々カオス。
テラスに出れば足湯で癒されることもできます。
奥のロビーラウンジで待つことに。
「天の川」という名前のラウンジです。吹き抜けで明るいスペースでした。
色んな椅子がありますが、こちらのソファ席に通されました。
しいたけ茶を飲みながら、館内の簡単な案内の説明を受けたり、夕食の希望時間を決めたりしました。
温泉露天風呂付客室の紹介
係の人と一緒に今回泊まる部屋へ行きます。
温泉露天風呂付き和洋室(4.5畳+ツインベッド)の全体写真。
ベッドルーム。
和室。写真だと分からないですが、ところどころ老朽化が目立っていて気になってしまいました。(でも2012年にリニューアルされたって書いてあったけど・・・)
旅館に泊まると必ず部屋に和菓子が置いてますよね。
あゆの里オリジナルのもので、薄皮のどら焼きみたいなお菓子でした。
こちらもあゆの里オリジナルの布バッグ。
柄が可愛いミニポーチも持ち帰ることができます。
祖母が誕生日だったのでささやかなプレゼントが置いていました。椿柄の木箱でした。
客室の露天風呂で日本三急流の一つ「球磨川」を眺めながら、ゆっくり過ごすことに。さすが温泉の湯、肌はすぐにすべすべになりました!
この陶器風呂には2人でも入ることができます。
部屋の温泉だけでなく、せっかくなので館内の大浴場「山並みの湯屋」と「蔵の湯殿」も男女入れ替え制でも入りに行きました。
夕食タイム
市場直送のこだわりの新鮮食材を使った、お造り、茶わん蒸し、ステーキ、伊勢海老グラタン、クラムチャウダーなど10品いただきました。
特に旅館の名前でもある「鮎」の塩焼きが身がふっくら、苦みがなくておいしかった記憶があります。
私は気にはならなかったけど、祖父母は煮物や天ぷらなどコテコテの和風会席料理を想像していたみたいで、若干残念がっていました。年配客は要注意かもしれません。
自分の経験上、旅館の夕食に関しては、スタンダードな和室→本格日本料理
ワンランク上の客室→和洋の創作料理 ということが多いです。
ラウンジ
一階の奥のライブラリーサロンのです。
BGMは「KennyG」のサックスが流れます。写真家の三好和義という人の写真集とか、
観光案内の本が並んでいました。
また、球磨焼酎の試飲もすることができます。
近くの観光スポット・青井阿蘇神社
大同元年(806年)創建。現存する建物は、江戸時代初期に一連で再建。
神社が国宝指定されたのは47年ぶりで、国指定重要文化財の青井阿蘇神社(本殿・廊・幣殿・拝殿・楼門)の五棟社殿群が熊本県に現存するものとしては初めて国宝に指定されたそうです。ちなみに国内でも最南端で茅葺の社寺建築としては全国で初めての国宝となります。
観覧時間:8:00 ~ 17:00
駐車場:有り
入場料:無料
ふつうに放し飼いにされている。のどかだ・・・
個人的な感想
正月料金でも一泊2食付きで約2万3000円でした。
露天風呂付き客室でこの値段はかなり良心的です。
でも正直に言うと、以前泊まった時の感動はなかったかな・・・
もちろんこの宿は決して大衆向けではないです。
うまく言えないけど、「なかなか予約が取れない高級旅館」から、「比較的手が届きやすい隠れ家的存在の旅館」へ路線変更したような気がしました。
外国人観光客も結構いたし、まあこういったほうが今の時代に合っているのかもしれません。
翌日の朝食バイキングはなかなか良かったので次回紹介します。
あゆの里
九州新幹線新八代駅から高速バスで約30分・九州自動車道人吉ICより車で10分・JR人吉駅から徒歩10分